チューリップの国オランダで見つけた美味しいもの

2017年春チューリップと風車の国オランダに引っ越しました。オランダで美味しいもの探し中です。

2017夏「ベルギー旅行記③」フランダースの犬最終回でネロが見たルーベンスの2枚の絵『アントワープ聖母大聖堂』

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昨日の錦織くんショックが抜けずボーっとしている今日ですが、さっさと書かないと忘れてしまうのでベルギー旅行の続きを書きます。

アントワープでムール貝を堪能して店を出てみると雨がかなり強くなっていたため、小走りでアントワープ聖母大聖堂」に向かいました。目的はもちろん、ルーベンスの絵を見ることです。

世界遺産に指定された街のシンボル「聖母大聖堂」

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123メートルもの高さを誇るノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)は、1352年から170年もの歳月をかけて聖母マリアに捧げるために作られました。鐘楼は2005年に世界遺産に登録されています。

アントワープ聖母大聖堂

住所:Groenplaats 21, 2000 Antwerpen
TEL:+32(0)3 213 99 51

行き方:アントワープ中央駅からトラム「Antwerpen Premetrostation Groenplaats」下車3分

営業時間:月金10.00-17.00、
土10.00-15.00、日13.00-16.00

料金:大人€6、学生・60歳以上€4、12歳以下は無料

http://www.dekathedraal.be/en/index.htm

フランダースの犬ファン必見!ネロが最期に見た絵を鑑賞

アントワープの聖母大聖堂には、ベルギーの画家「ピーター・ポール・ルーベンス」が描いた4枚の祭壇画があります。そしてその中に、アニメフランダースの犬」の最終回でネロ少年が天国に旅立つ前に見た2枚の絵があります。

★聖母被昇天(1625-1626)

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主祭壇に飾られているこの絵は、聖母マリアが天に召される姿が描かれています。フランダースの犬の主人公ネロ少年は、この絵のマリアにまだ見ぬ母の面影を重ねていました。

作者であるルーベンスは、奥様の死後この絵のマリアを愛する妻の顔に書き換えたという逸話が残っています。

★キリスト昇架(1609-1610)

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重い十字架を背負わされて、処刑の場「ゴルゴダの丘へと運ばれていくイエスが描かれています。

ネロが憧れ続けた2枚の絵のうちの一枚が、この「キリスト昇架」です。この「キリスト昇架」と次に紹介する「キリスト降架」には、かつてぶ厚いカーテンがかけられていて、お金を払わないと見られないようになっていました。

当然、貧乏だったネロは絵をみることができずにいたのですが、最後に訪れたときになぜかカーテンが開いていて、この絵を見ることができたのです。

★キリスト降架(1611-1614)

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磔(はりつけ)にされていたイエスが降ろされる場面が描かれています。

ネロがどうしても見たかった最後の一枚がこの絵です。ネロを探しに来た愛犬パトラッシュに「ずっと見たかった絵を見ることができて、僕は幸せなんだよ」といって、この絵の前で力尽き、天使たちに連れられてパトラッシュとともに天国へと旅立っていくのがフランダースの犬の最後のシーンでした。

10年前、私もわざわざ大聖堂まで来たのに、ネロと同じくルーベンスの絵が見られなかったのです。10年たってようやく見ることができて、ネロほどではなかったかもしれないけど、感動でした。

ルーベンス(Peter Paul Rubens)

1577年6月28日生まれのベルギーの画家
(生まれはドイツだが両親がアントワープ出身)

画家以外に外交官としても活躍。祭壇画、肖像画、神話画、風景画など様々なジャンルの作品を残している。

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アントワープ大聖堂はルーベンスの絵も素晴らしいですが、ステンドグラスや建物もとても素敵でした。

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